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2011年肉用牛セリ、販売額26億円に

 






2011/12/10 09時02分配信 - 産業・経済 -

 JAおきなわ宮古地区本部 (岡村幸男本部長) の12月期肉用牛セリ市が9日、 宮古と多良間で行われ、 2011年の販売実績は25億円余と前年を約2億円上回った。 口蹄疫の影響でセリが中止となったものの価格が上向いた前年に引き続き好調な市況を維持。 宮古セリ市の子牛価格は去勢40万円台、 雌は32万円前後と回復しており、 08年から続いてきた価格低迷期を脱した。 子牛不足などが高値の要因とされるが、 来年は不安定要素が多く予測は難しいという。 また母牛更新に伴い販売頭数が伸びず増頭も課題に挙げている。
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 前年は宮崎県で発生した口蹄疫の影響で通常のセリ市が2回中止となり、 前半は価格が下落したが後半からは徐々に回復。 ことしもその流れを引き継いで市況は上昇傾向で推移した。 JA宮古地区畜産振興センター (下地孝志センター長) では、 本土の子牛不足に加えて景気回復を見越した需要の高まりなどが価格上昇の要因と見ている。
 セリ価格の回復について下地センター長は 「来年に向けて、 この価格を維持すれば農家はしっかりとした経営ができると思う。 宮古は沖縄県内では一番高い価格ではあるが、 計画交配などで飼いやすい子牛を生産しているからだと思う」 と述べた。
 だが国内の牛肉価格は依然として低迷しており、 来年3月頃には口蹄疫で停まっていた宮崎県の子牛の復帰、 さらに経営破たんした安愚楽牧場が飼育していた15万頭とも言われる牛が枝肉市場に出た際の影響など価格下落の要因もはらんでおり、 「今後の価格の予測は難しい。 以前の平均50万円のような高値はないと思う」 としている。
 昨年は母牛更新のピークとなったが淘汰に対して繁殖母牛の頭数が十分に戻ってなく、 販売頭数は伸び悩みを見せている。 下地センター長は 「繁殖母牛の頭数確保が課題。 来年は再び増頭運動に取り組まねばならない」 と話した。
 9日にJA宮古家畜セリ市場で開催された12月期肉用牛セリ市は492頭 (99・19%) が落札され、 このうち月齢12カ月以内の子牛1頭当たりの平均価格は37万1203円で前年同月比6260円高、 前月に比べて422円安とほぼ横バイとなった。 去勢は40万5679円で前年同月比2360円高、 前月比5379円高、 雌は32万8797円で前年同月比8183円高、 前月比447円安。 1頭当たりの最高価格は去勢の52万8150円だった。 成牛を含めた総販売額は1億7074万円となった。

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前月に引き続き高値を維持した肉用牛セリ市=JA宮古家畜セリ市場

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