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みやこパラダイス閉園 16年の歴史に幕

 






2011/10/19 09時07分配信 - 産業・経済 -

 上野野原の蝶々園みやこパラダイスを運営するパラダイスプラン (西里長治社長) は18日、 ことし11月末で同園を閉園すると発表した。 旧上野村のトロピカルフルーツパーク事業の一環として1995年7月にオープンし、 オオゴマダラなど亜熱帯のチョウが飛び交う施設として多くの観光客を受け入れてきた。 近年、 団体周遊から個人フリーの観光へと移行する中、 新たなニーズを取り込めず入園者が減少。 9月末の取締役会で閉園を決定した。 同社としては観光事業から撤退せず、 来年以降新しい形での参入を計画している。
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 午前10時から同園内で記者会見した西里社長は 「16年間、 住民の愛顧を受けて営業してきたが、 昨今の環境変化により閉園することになった。 たいへん残念だが皆さんへの感謝を表したい」 と述べた。 閉園の理由について、 観光客のニーズが団体周遊型から個人フリープランに変化したことを上げ、 「3~4年前から減少傾向になり、 予想を上回って減ってきた。 ニーズの変化した観光客を呼び込めなかった」 と説明。 ことし4月にはレストランを閉店して菓子工場に改装したことも影響した。
 ピーク時の2006年には年間売上高が1億5000万円、 入園者は7万人だったが、 昨年は1億円、 5万5000人に減少。 客単価も低下しているという。 ことしはレストランの閉店もあって売上半減を見込んでいる。 西里社長は 「同園で培った観光関連事業のノウハウ、 ネットワークは生かしたい。 企業として宮古観光、 地場産業のための役割は認識している。 閉園はするが来年夏以降、 然るべき観光関連施設を設立したい」 と話した。
 同園は旧上野村が3大プロジェクトとして手掛けたトロピカルフルーツパーク (現在は宮古島市管理) 内の一部敷地を同社が賃貸して建てられた。 03年の台風14号で施設損壊など大きな被害を受け、 一時は閉園の方針だったが地元住民らの要望で存続。 だが当時の損失も取り戻せていないという。 今回、 閉園されるのは蝶々園と隣接する土産品店。 旧レストランは菓子工場として運営。 同パークはこれまで通り続けられる。 同園の今後の利用に関してはまったくの未定。
 また16年間の愛顧に感謝して閉園までの来月1日~30日は蝶々園を無料で開放する。

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11月末で閉園が決まったみやこパラダイスの蝶々園=上野野原のトロピカルフルーツパーク内

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