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リハビリ支援でアプリ開発、友利さんら共同開発

 






2011/07/21 09時04分配信 - 社会・一般 -

【那覇支局】ソフトウエア開発のレキサス (うるま市、 比屋根隆社長) はこのほど、 宮古島市城辺出身で神奈川県立保健福祉大学講師の友利幸之介さん (34) ら作業療法士と共同で、 米アップル社の多機能端末iPad向けアプリケーション 「ADOC (エードック)」 を開発した。 ADOCは、 リハビリ現場で失語症や認知症などを抱える患者と作業療法士が 「より深いコミュニケーションをとるためのツール」 として活用する。 買い物や洗濯、 排せつなど日常生活の一場面を約100種類のイラストで示し、 患者が指でタッチして目標を設定。 目標達成に向けて両者で話し合いながら優先順位を付けていき、 リハビリ支援計画書の作成に生かしていく。
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 同アプリは、 友利さんを中心とした作業療法士5人が手順や項目を考案し、 レキサス社がベータ版を開発。 全国の患者約100人に実際にADOCを用いて面接を行い、 機能を修正・追加するなどの作業を行った。 友利さんは 「リハビリの現場では口頭でのやりとりだけでは患者の希望を引き出すことが難しい」と説明。ADOCの活用に高い関心が寄せられていると言い 「患者だけでなく医療専門職の仕事も充実したものになる。 やりがいを持てるようになると思うので、 多くの人に使ってほしい」 と語った。
 県内では現在、 3つの病院や施設で導入が始まっている。 このほか、 スタッフ個人で活用しているケースや、 導入を予定している医療機関がある。 レキサス広報担当の安田陽さんは、 「患者が自らの希望を言える環境づくりを支援し、 やりたいことをサポートする。 モチベーションを高めることで症状改善が期待でき、 医療現場を画期的に変える可能性を秘めている」 と話した。
 ADOCは今月8日から、 アップル社のサイトでダウンロード販売を開始している。 価格は2500円。 初年度は1万本の販売を目指す。 今月中には英語版を発売し、 韓国語版などの開発も進めているという。

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リハビリ支援アプリADOCの画面。 患者が望む目標のイラストを指でタッチして選択する (レキサス提供)

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