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宮古製糖伊良部が県内トップを切って操業開始

 






2021/12/02 09時05分配信 - 産業・経済 -

 宮古製糖伊良部工場(山城尚俊工場長)は1日、県内工場のトップを切って2021/22年期サトウキビ製糖操業を開始した。初日は原料230㌧が搬入され、平均甘蔗糖度は13・17度だった。製糖操業開始式では同社の渡久山和男社長や座喜味一幸市長ら関係者が原料を投入して今製糖期の豊作と安全操業を祈念した。今年の宮古地区のサトウキビは大きな自然災害がなく、収穫面積の増加などから前期実績を上回る37万4千㌧が見込まれている。
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 開始式が午前11時から行われ、渡久山社長は「今期の生産量は宮古地区全体で37万4千㌧が見込まれているが、我々は40万㌧以上あってほしいと期待している。糖度は成熟試験の結果良い成績が出ており、これから上がっていくと思う。製糖工場は農家がサトウキビを作って搬入して初めて成り立つ企業。関係機関と手を取り合って農家所得の向上に貢献したい。農家の皆さんは健康に気を付けて収穫を頑張ってほしい」とあいさつ。
 来賓代表の座喜味市長が「宮古の経済はサトウキビがしっかりと支えている。農家が丹念に作ったキビを収穫する笑顔、製糖工場の煙がたなびく中、経済も大きく動き出す。市としても5年10年先を見つめた施策を講じたい。予想を超える大豊作であることを願っている」と祝辞を述べた。
 県宮古農林水産振興センターの砂川喜信所長も「今年8月には魚口地区で伊良部島初のスプリンクラーによる散水が始まった。かんがい施設の整備によって農業用水の安定供給が可能となり、今後、伊良部地区のサトウキビ増産と農業の更なる発展が期待できる」と激励した。
 初日に搬入された原料の甘蔗糖度の内訳は基準糖度帯(13・1~14・3度)が30・64%、14・4度以上が17・93%、13・0度以下が51・43%。1㌧当たりの農家平均手取り額は2万2017円。先週からの降雨が品質に影響しているという。今期の生産量は6万7682㌧(前期実績6万9936㌧)を見込んでいる。
 今後は宮糖多良間工場が2日、宮糖城辺工場が10日、沖縄製糖宮古工場が13日から操業を開始する。生産量は宮糖多良間が2万9507㌧(前期実績2万6420㌧)、宮糖城辺が13万90㌧(同11万6049㌧)、沖糖が14万6800㌧(同14万1109㌧)を予想している。

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