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伊良部トーガニまつり 砂川さん、最優秀賞受賞

 






2021/11/21 09時03分配信 - 文化・芸能 -

 第20回伊良部トーガニまつり(主催・いらぶ観光協会)が20日、2年ぶりに伊良部公民館で開かれた。新型コロナウイルス感染防止の観点から完全無観客で屋内開催。全8人が出場し、宮古民謡で最も難しいとされる恋の叙情歌を情感たっぷりに2番まで歌い上げた。審査の結果、一般の部から最年少の砂川奈々夏さん(16)が最優秀賞に輝いた。特別賞には児童生徒の部から下地夢華さん(14)と一般の部から宮城奈々さん(44)が選ばれた。
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 伊良部トーガニは伊良部島伝統の恋の叙情歌。唐金(トーガニ)という人物が歌っていたとされる。トーガニまつりは祖先が残した文化遺産の保存と継承を図りながら、伊良部観光の振興に寄与することを目的に2000年から毎年開催されている。昨年度はコロナ禍で中止となっていたが、2年連続中止を避けるため、実行委員会は屋内会場での無観客実施を決めた。
 開会にあたって中村雅弘実行委員長が「出演者の皆さんは日々、民謡研究や練習に励んでいるため、しっかりと成果が出ているに違いない」とあいさつ。司会が一人ひとりの出場への意気込みを読み上げた後、児童生徒の部から1人、一般の部から7人が熱を込め歌い上げた。
 これまで他の民謡大会で複数の賞を受賞してきたという砂川さんは「はじめての挑戦。難しい曲だが精一杯歌い切りたい」としながらも、緊張を感じさせない豊かな表情で安定した歌声と演奏を披露。見事、最優秀賞を勝ち取った。
 下地さんは「ゆったりしたメロディーが難しいが、とても美しい歌。いつかうまく歌い、未来につなげていきたい」、宮城さんは「伊良部島に嫁いで8年。島の自然や歴史を感じながら情緒を歌で表現したい」とコメントを寄せ、熱を込め歌い上げた。
 審査委員から出場者に向け「予想以上にレベルの高い大会で、皆さん素晴らしかった」とのコメントが送られた。中村委員長は「伝統継承を考えた時、次のステップが難しくなることから2年連続中止はどうしても避けたかった。来年こそは以前のように屋外で盛大に開催したい」と話した。

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豊かな表情とパフォーマンスで最優秀賞に輝いた砂川さん=伊良部公民館

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