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島尻・大神漁港に防護ネット 軽石発見、市長に報告

 






2021/11/20 09時04分配信 - 社会・一般 -

 宮古島市は小笠原諸島の海底火山「福徳岡ノ場」の噴火による軽石問題に対応するため19日、ハブクラゲ侵入防止ネットの改修作業を行った。大神島へ生活必需品を運ぶ航路を守るため、島尻・大神漁港の港口に設置するもの。また、宮古島・伊良部・池間の3漁協組合は同日、漁業者が来間島の南20㌔ほどの海域に少量の軽石を発見したことを座喜味一幸市長に報告した。近日中に宮古島に漂着するとの予測もある中、市や関係者は警戒を続けている。
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 ハブクラゲネットはパイナガマビーチで使用され、老朽化で廃棄予定だったもの。網目が荒く軽石の侵入を防げないことが想定されるため、農業用の目の細かい網を張り合わせる作業を行った。軽石が発見されたらすぐに港を封鎖できるよう、島尻漁港と大神漁港に設置する。
 平良恵栄農林水産部長は「大神航路が運航できなくなると人命に関わる事態も起こりうる。何としても死守しなければならない」と話した。市は水産課・港湾課・環境衛生課などが横断的に、軽石の情報収集や対策に当たっている。
 市の漁業者が19日午前10時半ごろ、来間島の南20㌔付近に漂流している軽石を発見した。宮古島近海で初めての目撃情報とみられる。潮流は南西方向に向かっているため、発見された軽石が宮古島に漂着する可能性は低いという。
 宮古島・伊良部・池間の3漁協の組合長は同日、座喜味市長に報告するとともに、宮古島近海の潮流情報などを説明した。
 栗山弘嗣宮古島漁協組合長は「軽石が港に入った場合、モズク収穫用のポンプで吸い出すことなど想定をしている。まずは自助努力で対策するが、万一被害が出た場合は市に支援してもらいたい」と話した。
 市長は予算措置などに前向きな姿勢を示すとともに「漁業者からの情報が一番早い。何かあったらすぐに教えてほしい」と述べた。
 県によると12日までに、海に面していない南風原町を除く県内40市町村のうち、33カ所で軽石が確認されている。11の港湾と9漁港で、漁業や離島航路に支障が出るほど大量に漂着している。
 海洋研究開発機構は人工衛星からの観測を基に、20日から25日ごろまでに宮古島東南の海岸に漂着すると予想している。

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軽石対策でハブクラゲネットを改修する市職員=平良下里の先嶋建設多目的広場

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宮古島・伊良部・池間漁協が軽石や潮流の情報を市長に報告した=市役所市長室

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