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安谷屋昭さんに文化大臣表彰「体が動く限り活動

 






2021/11/19 09時04分配信 - 社会・一般 -

 元市文化財保護審議会長で地質の研究者でもある安谷屋昭さん(85)がこのほど、2021年度地域文化功労者として文部科学大臣から表彰された。同表彰は永年にわたる地域の文化振興の功績をたたえ、文化庁が選考するもので、安谷屋さんは文化財保護への貢献が認められた。安谷屋さんは18日、市役所で座喜味一幸市長に受賞の喜びを報告した。文化財保護や調査研究について「自分の生き甲斐になっている。体が動く限り活動を続けたい」と語った。
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 市役所を訪れた安谷屋さんは文化財と係わるきっかけについて、「教師として初めて赴任した石垣小で野外活動を通して八重山の自然に憧れた。宮古に帰ってきて野外活動を行う際、『宮古の自然を自ら確認しなければいけない』それが出発点だった」と話し、宮古の自然の良さを教材に活かそうと各地を生徒と探索したことなどを振り返った。
 座喜味市長は「安谷屋さんの地質のレポートは地下ダムの関係でたくさん読んだ」と述べ、「宮古の誇り。地質や自然を含めてこれからも力を貸してほしい」と受賞をたたえた。
 長年、文化財保護を続けてきた理由を安谷屋さんは「教師として理科教育に結びつく内容でなければならず、宮古の自然をいかに残していくか、この2つの視点から長く続けられたと思う。自然を生かした教育のため宮古をどう見ていけば良いか。宮古にも良い所があることを、文化財保護を通して調査研究してきた」と話した。
 現在は宮古島の活断層や海岸に漂着する流木に付着した岩石などの調査研究に取り組んでおり、「自分の体が動く限り地域のため活動を続けたい」と述べた。
 安谷屋さんは市文化財審議会委員を36年間、市総合博物館協議会委員を24年間務め、市の天然記念物「島尻断層崖と海食台」など多数の文化財指定に取り組み、研究活動でも大神島や池間島、八重干瀬、下地島の地形や津波石などの現地調査を行い、多くの論文を執筆し、宮古島の地理・地質分野の研究発展に大きな役割を果たしてきた。

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座喜味市長に文科大臣表彰を報告する安谷屋さん(右から2人目)=市役所市長室

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