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クバ再生目指し小川さん個展、7日まで ホテルローカス

 






2021/11/05 09時04分配信 - 文化・芸能 -

 ヤシ科の植物クバ(ビロウ)アーティストの小川京子さんの作品展「クバものがたり~小川京子展」が7日まで、ホテルローカス(平良下里)1階で開かれている。宮古島で減りつつあるとされるクバの魅力を発信するためのもので、小川さんに共感する同ホテル運営元の沖縄USDが協力した。午前11時~午後6時まで。入場無料。
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 会場では手編みのボタンやかごといった日用品から大型のオブジェまで、小川さんの世界観を堪能できる50点を超える作品を展示、販売している。またホテル内レストランでもクバの器に料理や飲料を盛り付け提供する。
 小川さんは平良出身のかご編み職人。約20年前にクバと出会い、約10年前、宮古島に戻った。小川さんはクバの魅力を沖縄で歴史的に神事と民具の両方に使われてきたことを挙げ「神様が身近という点で沖縄の伝統を象徴する植物だと思う」と語った。戻った後はクバ再生のため精力的に活動。市博物館で個展を開いたほか、那覇の県立博物館・美術館では今回も展示し、哲学者プラトンが4大元素と象徴付けた「プラトンの多面体」を表現した大型の作品が収蔵されている。
 現在、小川さんは「クバの森再生プロジェクト」を構想中。森を作る第一歩としてこのほど、初めて発芽に成功し、今冬初めて宮古島の土地で苗の移殖を行うという。小川さんはクバが減る一方、開発は進み、このままでは伝統が消えていくとし「宮古の人の魂にはまだ熱いかたまりが残っており、だから多くの人々が魅了されている。この伝統を継承したい」と話した。

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作品を前に多くの来場を呼び掛ける小川さん=ホテルローカス1階アクティビティーラウンジ

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