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ツバキで特産品づくり・念願の搾油機導入

 






2010/12/08 09時03分配信 - 産業・経済 -

 昨年10月に宮古椿の会 (来間清典会長、 会員25人) の中心メンバーで設立した合同会社宮古島椿 (同代表) はこのほど、 専用の搾油 (さくゆ) 機を導入した。 当面は会員向けの製油となるが、 会員らは地元で収穫したヤブツバキの実を使っての独自の特産品づくり、 さらには植栽推進に意欲を見せている。
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 同会は5年前に鮮やかで美しい花を咲かせ、 葉や実、 油が健康ブームで注目されているツバキについて、 防風林や街路樹、 一般家庭における植栽推進による普及を目指して愛好者が集まって発足。 以来、 葉を収穫した茶の原料づくり、 搾油に取り組んできた。
 宮古島産のツバキ実を使用した搾油は、 これまで鹿児島に輸送して実施していたため、 コスト高となっていたことから、 同会では以前から行政などにも要請して搾油機の導入に取り組んできたが、 実現していなかった。 これを踏まえ、 有志10人が会社を設立し、 機械導入に1年がかりで臨んだ。 大阪のメーカーに発注した搾油機が11月下旬、 城辺長北の県道沿いにあるジロー楽園に到着した。
 同会は6日午後、 ジロー楽園で搾油機を会員に披露するとともに、 今後の取り組みを説明した。 同会の砂川次郎さん、 下地徹さんらによると、 昨年、 鹿児島で搾油したのは1升瓶 (1・8㍑) で64本。 今回は会員らが9月~10月中旬に収穫した約600㌔を原料に、 100本の生産を目標としている。 実は大ガマで焙煎したあと、 搾油機に投入され、 漉してツバキ油が完成する。 主に会員が利用する。
 来間会長は、 「搾油機を導入できたのは画期的なこと。 これを活用するためにもツバキを普及し、 特産品づくりにも取り組みたい」 と述べるとともに、 副産物として出る搾りカスについて、 土壌改良剤などの利活用も研究を進めると意欲を見せた。
 ツバキは古くからやけど、 すりきず、 肌荒れなどに利用され、 健康ブームでも注目を集めている。
 同会の取り組みやツバキ油の問い合わせは、 次郎工業 (72・3334)。

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念願だった搾油機 (手前) を紹介した (左から) 下地さん、 来間会長、 砂川さん=6日、 城辺長間のジロー楽園

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