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みやこ福祉会 ポットファームでメロン

 






2021/04/04 09時02分配信 - 産業・経済 -

 社会福祉法人みやこ福祉会(伊志嶺博司理事長)が運営する平良西原の就労継続支援B型事業所「メロンランドみやこ」はポットファームによるメロン生産に取り組んでいる。昨年、新型コロナウイルス感染症の影響でトマトから切り替え、試行錯誤しながらメロン栽培の技術向上に努めてきた。近く2回目の収穫を行い、県内のスーパーに出荷する予定。障がい者が継続して仕事をできるように年間通した生産を目指している。
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 同事業所では大玉トマトを生産してきたが、昨年は新型コロナの影響で宿泊施設や飲食店などの需要が減少し、さらに島外産地からの入荷も増えて販売が厳しくなったという。伊志嶺代表は「作っても出口が狭くなった。トマトの販売先を探すより、メロンで新たな販路を作ろう」とメロン栽培に舵を切った。
 現在、面積20㌃の鉄骨ハウスで約2500本のメロンを栽培している。ポットファームは培養土の入ったポットに植えた作物をセンサーで管理し、自動制御によって養液を点滴かんがいで供給する。昨年7月にトマトの収穫を終えると、8月にはメロンの栽培を開始した。以前からメロンの栽培も実験していたが、トマト用の施設のため養液の設計に苦労した。成長や葉の色などを観察しながら研究し、今回の栽培で「疑問点はほとんど解けた」という。
 宮古島産のメロンは冬と春の2期収穫が主流だが、伊志嶺代表は「できれば年4回収穫したい」と話す。同事業所は障がい者の働く場であり「トマトやメロンはその手段。障がい者が日々充実した環境で仕事をするためにある」と強調。栽培中からポットを準備し、収穫後すぐに交換して次の栽培に移るなど施設の特徴を生かせば可能だとしている。
 伊志嶺代表は「今は栽培技術を高めて生産を安定させたい。作るからには納得のいく良いものを提供したい」と意欲を見せていた。

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ポットファームで栽培されるメロンと利用者や職員=平良西原、メロンランドみやこ

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