宮古島市議会(山里雅彦議長)の3月定例会は25日の最終本会議で、2021年度一般会計当初予算案について野党提出の修正案を賛成多数で可決した。座喜味一幸市長が提出した総額378億9400万円の原案について、新規重点施策として掲げたサトウキビ収穫管理支援事業費1億5300万円を削減し、377億4100万円に修正した。当初予算案を修正するのは異例のことで、野党側は圧倒的多数を背景に削減を強行することで、あらためて座喜味市政との対立姿勢を鮮明にした形だ。また、伊川秀樹氏(60)を副市長に選任する同意案、市長給料減額の特例条例も野党の反対多数で否決した。
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