航空自衛隊宮古島分屯基地が、その公式キャラクターに伝統祭祀(さいし)の仮面来訪神「島尻のパーントゥ」をモチーフにしたことで24日、会員制交流サイト(SNS)上で批判が上がった。島尻自治会の宮良保会長は同日、本紙の取材に「知らなかった。相談もなかった」と話し、地域の許可を得ていないことが分かった。パーントゥの知的所有権は地区関係の民間企業に帰属しており、現在、商標登録も出願中。地域住民も不満を口にした。同基地のホームページは25日19時現在アクセスできなくなっており、空自担当者は「現在確認中のため」と答えた。
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