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竹井太会長、ワクチン接種は集団・個別で検討

 






2021/03/01 09時04分配信 - 健康・暮らし -

 新型コロナワクチンの沖縄県への供給は、4月5日の週で約千人分、12日の週と19日の週合計で約1万人分の計約1万千人分のみが確定している。政府は6月末までには全市町村に行き渡る量を配送するとしているが、詳細なスケジュールは明らかにしていない。65才以上の高齢者向けの接種が宮古島市でいつ開始されるか不透明な状況だ。こうした中、宮古地区医師会(竹井太会長)は宮古島市と連携して接種体制の準備を進めている。ワクチン準備の状況について竹井会長に27日、宮古新報がインタビューを行った。
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 竹井会長は「ワクチンの効果や副反応などの情報は出てきているが、実際に自分の目で確かめたわけではないので慎重に進める」と前置きしながらも、「95%の有効性があるとされているので、コロナ収束の一つの手段であることは間違いない」と話す。正しい情報を基に判断したワクチン接種を市民に呼びかけた。
 宮古島市での体制はJTAドームなどでの集団接種と市内各病院での個別接種の両方を検討している。
 集団接種では重度のアレルギー反応(アナフィラキシーショック)に備えることが重要だと話す。通常の副反応は数日で治まるとされているが、極めてまれにアナフィラキシーショックが発生するという。会場での救護体制整備、搬送先の病院との連携などの計画を宮古島市と共同で進めている。「トライアスロンで行政との連携に慣れているのが宮古島市の他にはないメリット」と述べた。
 ファイザー社のワクチンはマイナス75度での保管が必要。専用の冷凍庫では2カ月間保存が可能だが、病院などへ保冷バッグで運んだ場合は10日間以内の使用が必要だ。そのため個別接種ではワクチン接種に綿密なスケジュール計算が求められる。竹井会長は「供給が足りない状況でワクチンを無駄にするわけにはいかない」と話す。「予約した日に必ず受け、3週間で2回接種するというルールを守ることが重要」と強調。ワクチンの有効活用に市民の理解を求めた。
 「現時点ではワクチンがマスクなしの生活をさせるわけではない」と指摘。ワクチンの効果が証明され集団免疫の獲得が確認されるまでは、マスク着用や手指消毒、三密の回避といった感染対策の継続が必要と述べた。1月の感染急拡大が収束している現状に触れ「危機に対してアララガマ精神で団結できるのが宮古の素晴らしいところ」と話し、市民に感染対策徹底の継続を呼びかけた。

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資料を手に準備態勢を説明する竹井会長=うむやすみゃあす・ん診療所

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