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風刺描き続け30年 砂川友弘さんが作品集出版

 






2021/02/24 09時01分配信 - 文化・芸能 -

 新聞紙上で米軍基地問題や世相など、沖縄が置かれた現状を1コマの風刺画で描き続けている漫画家の砂川友弘さん(68)=平良下里=の30年間におよぶ作品をまとめた「砂川友弘の時事漫評1991―2020」(沖縄タイムス社発行、税抜き1600円)がこのほど、出版された。
続き
 時事漫評は、沖縄タイムス総合面で毎週月~木曜に掲載。本書は▽「戦後50年」と結縄の怒り▽迷走の15年間と「9・11」▽修正「V字案」とヘリ墜落▽「最低でも県外」の頓挫▽オール沖縄と「安倍一強」―の5部構成となっている。
 帯には「反骨・風刺・肝心(チムグクル)で描いた「沖縄の」の30年」のキャッチコピーと代表的な一コマ、漫評に登場する歴代の県知事、首相、米大統領の似顔絵が紹介されている。
 砂川さんは、「描き続けているうちに30年となった。日頃、(漫評を)振り返らず、描くと忘れることが多いが、デジャブ(既視感)を感じることがある。それだけ基地問題は変わらないということ」と振り返るとともに、「これまで友人たちと会い話す中でひらめきもあったが、コロナ禍でなかなかできない。今後とも気力、体力のあるうちは頑張りたい」と語った。
 新城和博氏(ボーダーインク編集者)は、「平成の最初に問われた問題をどう解決したのか、またはやはり何も変わらなかったのか。砂川友弘氏が30年間描いてきたいくつもの一コマを重ねることによって、いわば平成の答え合わせができた」と解説している。
 本書の問い合わせは沖縄タイムス出版部(098・860・3591)、最寄りの書店まで。

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このほど出版された「時事漫評」を手にする砂川さん=宮古新報社

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