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市議会臨時会、市長給料減額案を否決

 






2021/02/13 09時05分配信 - 政治・行政 -

 新庁舎開庁後初めてとなる宮古島市議会(山里雅彦議長)の臨時会本会議が12日、開かれた。座喜味一幸市長が就任後初めて議案を提出したが、先の市長選期間中に不適切な行為があった責任を取るとして市長給料を3カ月間減額する条例制定案は、野党の反対多数で否決された。野党側は「(提案の)具体的な理由が分からない」と討論した。新型コロナウイルス経済対策1億円を盛り込んだ2020年度一般会計補正予算案、空席となっている教育長に市文化協会前会長の大城裕子氏(57)を任命する同意案は全会一致で可決された。
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 本会議で濱元雅浩氏は、臨時会招集の意図、議案決定経緯の緊急質問の動議で、「議員の招集要請を応じた臨時会だが、なければ3月定例会まで招集しなかったのか」とただした。座喜味市長は「臨時会は考えていた。予算執行の迅速化のため、対象事業の確定など現状を把握し、スピード感を持って進めた。事業者の困窮をどうにかしたいとの思い」と述べた。
 市長の給料を3月から3カ月間25%削減し、62万2500円とする条例制定案で、野党側は提案理由の「選挙期間中の不適切な行為」の真意を追及。座喜味市長は「専門家や県の指摘があり、万全を期したつもりだが選挙期間中にマスクせずに遊説し、打ち上げをしたことが不適切」との認識を示し、「身を切る覚悟でカットする。政治家としての総合的な判断」と強調した。
 討論で仲里タカ子氏は「コロナ拡大の中で給料を半分にしてでも市民に寄り添いたいとの思いをくみ取り、経済対策のためにもカットを認めたい」と賛成。濱元氏は「答弁で政治家としての信念か、市長職責か、個人的、社会的案件かの具体的な話が見えない」として反対した。挙手による採決の結果、賛成が与党5人、反対が野党18人となり否決された。
 就任後初の本会議に当たって座喜味市長は、「職員と一丸となって行政運営を適切に行いたい。公約実現、市政発展、市民の目線を大切にしたいと決意を新たにしている。議員には市の抱える多くの課題について指導をいただきながら、市政の発展に尽力したい」とあいさつした。
 同日はこのほか、市議補欠選挙で当選した下地茜氏を総務財政、狩俣勝紀氏を文教社会の委員に選任した。また、座喜味市政下で与野党の議席を入れ替える変更も行われた。

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市議会臨時会で答弁する座喜味市長(写真上)=議会棟本会議場

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市長給料減額案の採決で賛成に挙手する与党議員ら=議会棟本会議場

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