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一席に野原誠喜さん、宮古島文学賞

 






2021/02/06 09時02分配信 - 文化・芸能 -

 宮古島市文化協会(饒平名和枝会長)は5日、第4回宮古島文学賞で一席に野原誠喜さん「猫投祭(マユーナギー)」=那覇市=、二席に仲間望さんの「レモン色の月」=北海道=、佳作に中里咲耶さんの「島の音」=埼玉県=が入賞したと発表した。今回はコロナ禍での文学賞となったが、「島」をテーマに全国35都道府県から前回の61作品の2倍以上の132作品の応募があった。2回の選考で8作品に絞られ、4日に入賞を決定した。
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 一席の野原さんは翻訳業のかたわら執筆活動をしており、これまでも琉球新報の短編小説賞、児童文学賞を受賞している。今回は2度目の応募で最高賞を獲得した。作品は写真家を目指す女性が故郷の秘祭がSNS動画で批判を浴びたことで帰郷し、動物愛護団体との議論や最後の秘祭を通して新しい境地を開く内容となっている。
 同協会は、未来創造センター会議室で4日、新型コロナウイルス防止のためリモートで最終選考会を開催。同協会の饒平名会長、大城裕子運営委員長らが参加し、選考委員長の椎名誠氏(東京)、委員の大城貞俊氏(沖縄本島)、もりおみずき氏(宮古)と結び、入賞作品を決定した。
 1席の野原さんには賞金50万円、2席の仲間さんには10万円、佳作の中里さんには賞状、3人に記念品が贈られる。作品は協会ホームページに掲載予定。選考委員の講評は後日、発表される予定。
 入賞決定で饒平名会長は「(応募作は)生きることの根源的な問いかけ、島が内包する様々な事象を多角的に描写し、表情豊かな島の姿を伝えている」とした上で、「今後とも『宮古島に文学賞あり』と標榜し、子どもたちに夢や希望を与え、誇りを持ってもらえるよう運営に努めたい」とあいさつを寄せた。
 座喜味一幸市長は入賞を祝福するとともに、「これを契機に文学、文芸への興味、関心が高まり、全国の作家の登竜門とし、全国から注目されることを期待する」とコメントし、文学賞の発展を祈念した。

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一席・野原誠喜さん

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二席・仲間望さん

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佳作・中里咲耶さん

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宮古島文学賞の最終選考会リモート開催の様子=4日、未来創造センター(協会提供)

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