任期満了(1月24日)に伴う第5回宮古島市長選挙は17日投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人で前県議の座喜味一幸候補(71)=社民、社大、共産、立民推薦=が1万5757票を獲得し、4期目を目指した保守系無所属で現職の下地敏彦氏(75)=自民、公明推薦=に2782票の大差で初当選し、市政刷新を果たした。座喜味氏は市政の新たなかじ取り役を託された。今選挙は市政のあり方をめぐって「継続か刷新か」を最大の焦点に、16年ぶりの一騎打ちで保守と保革共闘が対決する構図で激戦を展開した。自公体制と経済界の支持を受けた強固な組織体制で継続を訴えた下地氏は1万2975票を得票したが、及ばなかった。投票率は65・64%となり、前回(2017年)を2・59ポイント下回った。
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