任期満了に伴う第5回宮古島市長選挙が10日告示され、届け出順に無所属新人で前県議の座喜味一幸氏(71)=社民、社大、共産、立民推薦と、無所属現職で4選を目指す下地敏彦氏(75)=自民、公明推薦=が立候補を届け出た。17日に投票、即日開票される。オール沖縄・革新系と一部保守の刷新勢力と、自公協力体制による保守の一騎打ちが確定した。両候補はそれぞれの選対事務所前で行われた出陣式に臨み、集まった支持者に当選に向けて最後までの支持を訴えて第一声を放った。下地氏が市政継続するか、座喜味氏が刷新を果たすかが最大の焦点。現市政への評価とともに、新型コロナウイルス感染症拡大防止と経済対策、医療や福祉などを争点としており、有権者の判断が各方面から注目されている。市選挙管理委員会によると当日有権者数は4万4916人(男性2万2602人、女性2万2314人)。
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