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沖糖が操業開始 質・量ともに豊作期待

 






2021/01/06 09時02分配信 - 産業・経済 -

 沖縄製糖宮古工場は5日、2020/21年期サトウキビ製糖操業を開始した。初日の平均甘蔗糖度は14・46度、9割近くが基準糖度帯(13・1~14・3度)以上となり、高品質でのスタートなった。原料搬入量も前期を上回ることが見込まれ、質・量ともに豊作型が期待されている。悪天候でハーベスターの稼働が低下しているため6日までは原料搬入のみとなり、7日から圧搾を予定している。沖糖の開始により宮古地区の全製糖工場が操業に入った。地区全体の原料搬入量は約32万2000㌧が見込まれている。
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 新型コロナウイルス感染予防のため製糖開始式は中止し、赤名宮と工場内の拝所で職員のみによる安全祈願が行われた。操業開始について同工場の仲里典和工場長は「今期は関係機関の指導と協力、農家の肥培管理、気象条件に恵まれて豊作が期待できる。安全第一、無事故無災害で効率の良い操業を展開し、関係機関や農家の協力に応えたい」と述べた。
 今期のサトウキビは自然災害が少なく気象条件に恵まれるなど順調に生育している。仲里工場長は「運ばれてくるキビが重く増収になると思う。品質も良い」と期待する一方、年末の日照不足や低温によるサトウキビの葉の変色の影響、害虫の発生などを心配していた。
 5日は手刈り原料のみが搬入され、6日にはハーベスター原料も入り、7日から圧搾を予定しているが、今後は原料の搬入量次第になるという。仲里工場長は「ハーベスターが稼働するのを待っている状態。工場の停止だけは何とか避けたい。天候が回復すればハーベスターも効率よく稼働して安定操業につながる」と話す。
 初日は原料1153・2㌧が搬入された。甘蔗糖度の区分は基準糖度帯が28・54%、14・4度以上が59・94%、13・0度以下は11・52%となった。
 今期の同工場の原料搬入量は13万1000㌧(前期実績10万7779㌧)を予想。すでに操業を開始している宮古城辺工場は10万3000㌧(同8万8697㌧)、同伊良部工場は6万5000㌧(同5万29㌧)、同多良間工場は2万3500㌧(同1万9087㌧)が見込まれている。

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クレーンで運ばれる搬入された原料のサトウキビ=沖縄製糖宮古工場

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