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新庁舎が開庁、利便性向上に期待

 






2021/01/05 09時03分配信 - 政治・行政 -

 宮古島市(下地敏彦市長)の新庁舎開庁式が4日午前、1階ロビーで行われ、国や県、地元経済界など関係者らが出席し、2005年の市町村合併以来15年間続いた分庁方式から総合庁舎に一元化することに伴う業務効率化と、効果的な行政サービス提供による市民の利便性向上に期待を寄せた。新庁舎は総合窓口導入で各種手続きを統合するほか、バリアフリー化や耐震性確保、防災拠点としての機能充実、省エネルギー化が図られている。同日から21年の業務が本格化し、新庁舎には住民票交付などのために市民らが訪れた。
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 開庁式は、みやこ少年少女合唱団の市歌合唱と市旗掲揚で幕開け。あいさつした下地市長は、「各庁舎の業務を新庁舎に一元化することで効率が向上し、さまざまな問題にも柔軟に対応できる体制が整ったことを嬉しく思う」とし、島の中央に位置し防災拠点としての機能充実が図られ、利用者駐車場の確保、分かりやすい手続きで市民の利便性向上に力を入れたと強調。
 この上で「各部局が集約された効率的、効果的な行政サービス提供が可能となる。合併して15年、初めて市民がひとつの庁舎を利用する。『結のこころつなぎ、市民に親しまれる総合庁舎』。ここから新しい歴史がはじまる」と述べ、市民の理解や協力、工事関係者の尽力に感謝した。
 下地市長はこれまでの分庁方式について市民サービスの限界、職員間の連携や会議など業務効率の課題があると指摘。加えて入域観光客増加や宿泊施設建設を踏まえ、新型コロナウイルス終息後の旅行者や滞在客増加で、これまで以上に業務量、対応が想定されるとし、新庁舎整備の必要性を強調した。
 この日は国や県、市議会、地元経済界の代表ら関係者ら約50人を招待。開庁式では山里雅彦議長をはじめ、玉城デニー知事(代理・宮城力企画部長)、西銘恒三郎衆院議員、下地幹郎衆院議員、沖縄総合事務局の吉住啓作局長があいさつし、新庁舎完成と開庁を祝うとともに同市のさらなる発展を祈念した。また、玄関前で下地市長らとテープカットを行った。
 新庁舎の面積は敷地3万5千平方㍍、建築9400平方㍍。鉄筋コンクリート造りで3階建ての庁舎棟、保健センターを含む4階建ての議会棟。延べ床面積は2万200平方㍍。駐車場は来庁者用210台。ほかに公用車用駐車場、市民広場・緑地も整備された。庁舎西側の車庫棟2階が上下水道部。総事業費は117億3千万円。
 同日から路線バスルートが変更され、交通結節点が平良港から新庁舎に移転。平良北部方面、城辺・下地・上野方面、伊良部方面と下地島空港を結ぶ路線が乗り入れ、交通の利便性向上が期待されている。

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新庁舎開庁でテープカットする下地市長(中央)ら来賓=午前7時過ぎ、平良西里の市新庁舎で

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出席した関係者ら

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