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宮古病院「危機的状況」病院機能・病床ひっ迫

 






2020/12/26 09時05分配信 - 社会・一般 -

 宮古島市での新型コロナウイルス感染者急増を受け、県立宮古病院(本永英治院長)は25日、記者会見を行い、市中感染が拡大する危機的状況を市民に訴えた。同病院では病院機能や病床確保がひっ迫しており、このまま感染者が増え続ければ医療崩壊の恐れもあり、年末年始は多人数での宴会は控え、各地域の成人式は中止し、不要不急の島外旅行は避けるなど感染対策を求め「高齢者や基礎疾患のある人をみんなで守ってほしい」と呼びかけた。

 宮古島市において新型コロナの感染者が発生した第1波の7月28日~9月5日は患者数48人だったが、第2波は10月9日から25日までに107人となっている。特にこの1週間は爆発的に拡大しており、市中感染に拡がっている可能性が高く、患者のほとんどが島内在住の市民だという。
 同病院では新型コロナ以外の患者も毎日15人前後入院し、今月に入って病床利用率が90%を超えて病床確保がひっ迫しており、このまま増加すれば新型コロナの病床だけでなく宿泊療養施設も不足し、在宅療養もあり得ると警鐘を鳴らしている。
 本永院長は「これまで軽症が多かったので『コロナになっても軽症ですむ。私は大丈夫』というのは危険な考え」と指摘し、「潜伏期が長く、無症状のため拡がりやすい。インフルエンザより感染力が強く、非常に巧妙で進化したウイルス」と述べた。
 同病院は地域の中核病院として救急や周産期医療、高度医療など多くの医療を担っていることから、本永院長は「いろんな患者に対応できる体制を維持しなければならない。宮古病院が機能しなければ大変なことになる」と医療崩壊を懸念した。
 高齢者や基礎疾患のある人を守るためにも▽年末年始の忘年会、新年会など多人数の宴会は控える▽各地域の成人式は中止▽帰省者は友だち同士で飲み歩かない▽模合(居酒屋、自宅内)は控える▽必要のない島外旅行は控える▽会議はズーム(ITアプリを使用)―を提言した。

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記者会見で新型コロナ感染症による危機的状況を訴える本永院長=県立宮古病院

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