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宮糖城辺が製糖開始 初日糖度は14.12度

 






2020/12/25 09時03分配信 - 産業・経済 -

 宮古製糖城辺工場は24日、2020/21年期サトウキビ製糖操業を開始した。サトウキビの糖度が高いことなどから3期ぶりの年内操業となった。悪天候のためハーベスターが稼働できず、初日は手刈り原料の搬入のみとなり圧搾は順延した。原料が十分に集まり次第圧搾を行っていく。平均甘蔗糖度は14・12度、原料の8割以上が基準糖度帯(13・1~14・3度)以上と好スタートを切った。今期は台風など自然災害による大きな被害が少なく豊作型が期待され、原料搬入量は10万3千㌧を見込んでいる。
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 午前10時から同工場で製糖開始式が行われ、同社の渡久山和男社長をはじめ行政、生産農家、運送などの関係者がベルトコンベアにサトウキビを投入した。
 渡久山社長は「今年のサトウキビは大きな災害がなく気象条件に恵まれて豊作の条件を備えている。伊良部、多良間は操業を始めており、糖度、単収ともに良い状態で農家や関係者にとって最高の操業になるのではないか」と期待し、「製糖操業が始まれば地域経済も活発になる。農家の皆さんはコロナに負けず健康で収穫に励んでほしい。我々は農家がキビを作ってはじめて成り立つ企業。関係者と協力して農家所得の向上に努めたい」と話した。
 来賓の下地敏彦市長は「機械による収穫は益々増えており、引き続き安定生産に向けて関係者と連携してサトウキビ生産振興に努めていくことが重要。市も農家所得の向上につながるような施策に取り組みたい」と祝辞を述べた。
 県宮古農林水産振興センターの崎原盛光所長も「県としても生産者が安心してサトウキビを栽培できるよう関係機関・団体と連携して取り組みたい。コロナ禍の中、大変難儀だと思うが安全には十分配慮して無事故無災害の操業を願っている」と激励した。
 初日は原料259㌧が搬入された。基準糖度帯は36・72%、14・4度以上が45・89%、13度以下が17・39%となり、1㌧当たりの農家平均手取り額は2万2248円となった。
 今月は悪天候が続いており、同工場原料区でもハーベスターが稼働できず操業は開始したものの、原料が十分に搬入できない状況となっている。渡久山社長は「長雨の影響が大きい。伊良部・多良間工場は厳しい操業になっている。城辺もあまり遅れないように取り組みたい」と話した。

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製糖開始式でサトウキビを投入する渡久山社長(左から3人目)と関係者たち=宮古製糖城辺工場

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