資格取得の専門塾「宮芝スクール」(濱元誠喜塾長)は19日、このたびの丙種危険物取扱者国家試験に塾生が合格したことの報告会を行った。小中学生の合格は県全体で5人、うち4人を同塾生が占めた。濱元塾長によると同試験は小中学生にとって難解なものという。4人は合格を報告し喜びを語った。
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合格者は星野陸人君(西辺小6)、星野真人さん(西辺中2)、伊良部琉翔さん(北中3)、平良玄汰さん(同)の4人。
同試験の内容は高校生レベルで、合格率は大人も含め46・2%だった。法令、物理化学、性質の3教科全て60%以上の正解で合格となる。ガソリンスタンドでは、同試験に合格した従業員が必要という。
濱元塾長は「勉強は楽しかったですか。楽しむことが大事、この調子でどんどん挑戦しよう」と激励した。
県内小学生で唯一合格した陸人君は「講習初日は難しく無理だと思ったけど、2日目から少しずつ解けるようになった」と振り返った。真人さんは「合格してほっとした。勉強も楽しかった」と笑顔を見せた。伊良部さんは「志望校合格のため、いろいろ挑戦しよう思いやってみた」と語った。平良さんは「教えてくれた先生と友達のおかげ」と感謝した。