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移住体験モニターツアー、2人の移住が決定

 






2020/12/20 09時05分配信 - 政治・行政 -

 保育士限定移住体験モニターツアーの参加者らは19日、平良庁舎1階ロビーに下地敏彦市長を訪ね、ツアー最終日の報告をした。ツアーは市の慢性的な保育士不足の解消に向け、移住を希望し働く意欲のある保育士を島外から募集することが目的。市法人保育園連盟(金谷福代会長)が主催し、今年は10月、12月と2回開催された。それぞれ定員5人、10人の計15人の募集に対し60人の応募があり、10月のツアーでは2人の移住が決まるなど成果を上げている。下地市長は参加者らに今後はさらに福祉などのソフト面に力を入れると説明した上で感謝し、今後の移住を勧めた。
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 このツアーは17日~19日(2泊3日)の日程で行われた。主に東京、大阪、名古屋など大都市から定員を超える12人が参加。17、18日の両日、参加者らは8カ園を視察した後、就職説明会で各園からプレゼンテーションを受けたほか、移住後の生活のためアパート物件を巡った。19日は市長表敬訪問の後、金谷会長らが宮古島の魅力を伝えるため、食事や市内観光案内を行った。
 横浜在住の参加者は「参加してますます移住したくなった。住宅や給与面など実現は簡単じゃないが、とても良かった」と感想を話した。
 下地市長は「今後は福祉などソフト面にさらに力を入れるつもり。保育士不足、待機児童問題の解決のため、皆さんを積極的に受け入れていきたい」と述べた。また「園を視察して子どもたちも、職員もフレンドリーだったのでは。宮古では外から来た人もすぐ受け入れ友達になる。その魅力に取りつかれる人も多い」とアピールし「またぜひ来てほしい。今回のご参加、誠にありがとうございました」と感謝した。
 金谷会長は「勢いだけで決められる事ではないので、じっくり考えてほしい。もし移住が決まれば、園長先生たちは皆、住宅や生活の不安などしっかりフォローする気でいる。次は一緒に保育を支える仲間としてお会いしたいと願っている」と語った。
 同連盟によると近年、市内では保育所施設整備の進展で保育所の数が急増したが、その一方で保育士不足は慢性化しており、募集定員を満たない状況での受け入れや加配保育士の配置ができないなど保育士の処遇環境を整えられない状況だという。島内在住の保育士は施設間流動が目立ち、保育需要数に対して定員の児童受け入れ数が安定しないため、保育供給量は変わらず待機児童の解消につながっていないという。
 10月に行われた第1回ツアーでは6人が参加し、19日現在で参加者のうち2人の移住が決まった。金谷会長は「成果が出て本当に良かった。今回も期待したい」と話した。

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下地市長(後列右から4人目)を囲む保育士ツアー参加者と金谷会長(同右端)ら関係者=平良庁舎1階ロビー

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