県立宮古総合実業高校(大山正吾校長)の商業科3年生は8日、全校生徒と職員を対象に販売実習を行った。実務に即した実践的な授業としてビジネスの一連の流れを学ぶとともに、コロナ禍で経営に励む地元企業の応援が目的。生徒らは商品の仕入れから管理、販売、店舗計画も自分たちで手がけ、実際の店舗さながらに商品を販売した。
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販売会では班ごとにおにぎり、パン、スイーツ、飲み物のブースを設け、生徒らは工夫を凝らした手作りの看板やポップで商品をピーアールしながら、授業で学んだマナーも意識し販売や接客に取り組んだ。
この日、スイーツの販売を担当した仲地優唯那さんは「商品の魅力のおかげだと思うが、完売できてよかった。お釣りの手渡しに手間がかかったり、タブレット端末を使った会計ではトラブルもあったが良い経験になった」と感想を語った。