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10月有効求人倍率、6ヵ月ぶりに1・0倍超える

 






2020/12/02 09時04分配信 - 産業・経済 -

 宮古公共職業安定所(阿部祐士所長)は1日、管内の2020年10月の雇用の動きを発表した。求職者1人に対しての求人数を示す有効求人倍率は6カ月ぶりに1・03倍となり1倍を超えたが、前年同月比は0・91ポイント低下、前月の0・73ポイントからさらに減少し、過去最大の下げ幅となった。同所によると、今後も新型コロナウイルスの影響で依然として厳しい雇用状況は続いくことが予想されるが、「GoToトラベル」を始めとした政府や県、市の施策により回復の兆しがあり、観光産業を中心に雇用回復が期待できるとした。
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 新規求人数は378人で前年同月比38・4%(236人)減と8カ月連続の減少、月間有効求人数は1022人で前年同月比29・2%(421人)減。これに対し新規求職申込件数は222件で前年同月比11・6%(23件)増の2カ月連続の増加。月間有効求職者数は994人で33・6%(250人)増となった。
 主な産業別で新規求人状況を見ると、食料品製造業が25人で前年同月比66・7%増、サービス業(他に分類されないもの)が37人で516・7%増となり、情報通信業が3人で87・5%減、宿泊業・飲食サービス業が57人で56・5%減、医療・福祉業が129人で53・6%減となった。
 製造業、不動産業・賃貸業、サービス業(他に分類されないもの)以外では前年同月より減少傾向となったことの要因として、阿部所長は「新規求人が19年は600近くあり、20年は378と大きく減っている。新型コロナの影響もあるが19年は新規開業のホテルが相次ぎ、医療関係、コールセンターの大量求人が多く、反動減と言える」と見解を示した。
 有効求人倍率が1・0倍を上回るのは6カ月ぶり。県内他職業安定所は那覇0・66倍、沖縄0・58倍、名護0・70倍、八重山0・89倍で前月に引き続き宮古が最も高くなっている。県の正社員有効求人倍率は0・44倍で前年より0・28ポイント低下した。
 雇用保険資格喪失者数は235人で前年より7人減、このうち離職理由が事業者都合は21人となり前年より15人増加しており、前月の12人よりも多いが5、6月よりも緩和されているとした。 阿部所長は見通しとして「求人は堅調で、求職者の数は横ばいか去年より減り、落ち着くことが予想されるとし、新型コロナの影響を受け厳しい状況が続くが、国のGoToトラベルや市のスタンプラリーなどの施策により、観光産業に回復の兆しが見られ、一部に求人活動再開の動きがある」と述べ、「0・91の低下は新型コロナによる有効求人倍率が低下もあるが、大量求人の反動減もあり下落幅も大きくなった」と説明。「今後も新型コロナと新規求人の動向に注視していく」と話した。

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