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宮糖伊良部が操業開始、平均糖度は14・76度

 






2020/12/02 09時05分配信 - 産業・経済 -

 宮古製糖伊良部工場(川満則亮工場長)は1日、2020/21年期サトウキビ製糖操業を開始した。今年のサトウキビは台風等の自然災害による被害が少なく、生育期を通して適時に降雨があるなど気象条件に恵まれ、同工場では前期を大きく上回る生産量6万5000㌧を見込んでいる。初日は平均甘蔗糖度14・76度、原料の9割以上が基準糖度帯(13・1~14・3度)以上と高品質でのスタートとなった。2日には宮糖多良間工場、宮糖城辺工場は来年1月4日の週で調整中、沖縄製糖宮古工場は1月5日に操業を開始する。
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 製糖操業開始式が午後2時から行われ、宮糖の渡久山和男社長をはじめ生産者、行政、農協、運送関係者がベルトコンベアに原料のサトウキビを投入した。渡久山社長は「県内トップを切って伊良部工場が製糖を開始することになった。今期は植え付け時から大きな被害がなく、気象条件が良く豊作型が期待できる操業になる。宮糖は農家とともに歩み共に発展することを社是にしている。関係者の皆さんと協力しながら農家所得の向上に努めたい」とあいさつ。
 来賓の下地敏彦市長(代読)が「今期のサトウキビは気象条件に恵まれた。今後も引き続き安定生産のため関係者と連携して生産振興に努めることが重要。市も基盤整備や有機質肥料補助などで農家所得の向上につながるよう各政策に取り組みたい」、県宮古農林水産振興センターの崎原盛光所長が「県も農家が安心してサトウキビを栽培できるよう取り組みたい。安全に十分配慮し、無事故無災害の操業を願っている」とそれぞれ祝辞を述べた。
 初日の原料搬入量は412㌧。品質の内訳は基準糖度帯が29・92%、14・4度以上が66・82%、13度以下が3・26%、1㌧当たりの農家平均手取り額は2万1791円となった。操業終了は来年4月中旬頃を予想している。
 各工場の生産量見込みは宮糖城辺工場が10万3072㌧、宮糖多良間工場が2万3514㌧、沖糖宮古工場が13万1000㌧となっており、宮古地区全体では約32万2000㌧が見込まれている。

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製糖操業開始式でサトウキビを投入する渡久山社長(左から3人目)ら関係者=宮古製糖伊良部工場

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