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国内初DFエンジン採用、宮古第2発電所増設工事

 






2020/11/27 09時05分配信 - 産業・経済 -

 沖縄電力(浦添市、本永浩之社長)が、宮古島系統の電力需要増加に対応した供給力確保に向け、宮古第2発電所で2019年12月に着手した6号機及び7号機の増設工事は現場で順調に進められ、煙突に続いて上屋建物の建設が実施されている。21年10月に運転開始を予定している。同社によると、いずれも出力は1万2千㌔㍗。重油と液化天然ガス(LNG)の2元燃料で発電が可能なデュアルフューエル(DF)エンジンを事業用発電設備として国内で初めて採用する。
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 同社によると、宮古第2発電所には5基のエンジン(重油)が稼働しており、最大出力は5万5千㌔㍗。新設する6・7号機の2万4千㌔㍗を合わせると7万9000㌔㍗となる。工期は19年10月~21年10月で、川崎重工業が請け負っている。現地での着工は19年12月。運転開始時は重油で運用する。
 DFエンジンは、これまでの重油に加えLNGでも発電が可能な2元燃料での運用ができることがメリットとされる。離島の環境対策やエネルギーセキュリティ(燃料多様化)を高める観点から、第2発電所に採用するもの。
 ただ、現段階では宮古島を含め離島でのLNG利用のための輸送手段がない状況。同社は運搬船の導入による海上輸送、離島側の受入施設の構築などが必要とし、経済性などを検討しているが、導入時期は未定としている。宮古島については内航船による輸送を軸に検討している。
 このほか同社は平良西仲宗根の宮古発電所で5500㌔㍗、ガスタービンで1万5千㌔㍗を運用しており、第2発電所を中心に宮古本島、伊良部島、池間島、来間島、大神島に電力を供給している。なお多良間村では、新多良間の出力1650㌔㍗エンジンと、490㌔㍗の新エネルギー施設(風力発電)を運用している。

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宮古第二発電所で行われている6・7号機の増設工事現場(左から2番目の建物と煙突)=平良荷川取(沖縄電力離島カンパニー宮古支店提供

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