記事一覧

ループバス、1カ月で1200人利用、周知が課題

 






2020/11/26 09時05分配信 - 政治・行政 -

 観光地や宿泊施設などを巡りながら島内を一周する「宮古島ループバス」の実証運行が始まって1カ月が経った。市の委託を受けて地元バス会社などと事業を実施する総合商社の双日によると、利用者数(24日現在、延べ乗降者数)は約1200人、市民のみを対象とした顔認証登録者数(同)は320人となっている。同社はまだ十分に周知されていないことを課題にあげ、ポスター掲示や旅行代理店での取り扱いなど利用促進に取り組んでいく。また路線バスの運行状況をリアルタイムで把握できる「バスロケーションシステム」の利用も市民に呼びかけている。
続き
 利用者数の内訳は市民約300人、島外利用者約900人。運行するバス会社によると、平日の利用者は少ないが土日には観光客が多くなり、また市民では子連れでの島内遊覧が目立ち、通勤等での利用はあまりないという。
 同社は「観光客はレンタカーが中心。まだ周知が十分に図れていない」と課題をあげる一方、「東平安名崎での乗降客が最も多く、次いでインギャー、熱帯植物園と周遊性はあると思う。空港からホテルの利用も多い」と手応えもあったようだ。今後は利用促進のため島内の主要宿泊施設や観光施設へのチラシ・ポスターの掲示、主要旅行代理店でのチケット取扱いに向けた協議を進めている。
 ループバスは観光地や宿泊施設を結ぶ観光客向けの公共交通機関の不足、ピーク時のタクシー不足発生等の課題改善、またバス交通の利便性向上と「新しい生活様式」の導入に関する調査・検証を目的に来年1月31日まで実施。感染症対策として顔認証やキャッシュレスなど非接触型乗車・決済方式を取り入れている。市民は一度運賃を支払えば期間中は乗り放題となる。
 「バスロケーションシステム」は市内を走る全路線バスに搭載。GPSを使ってスマートフォンやタブレットなどにバスの位置情報を送信する。各バス停にも専用のQRコードがあり、そのバス停の設定画面をひらける。路線や停留所を選択すればバスが現在どこを走り、あと何分後に到着するかが表示され、待ち時間の効率化やストレスの軽減になるという。

関連記事

powered by weblio


 

ファイル 23769-1.jpg
実証運行開始から1カ月が経った宮古島ループバス=市役所平良庁舎前

ファイル 23769-2.jpg
各バス停に掲示されている「バスロケーションシステム」の利用者向けマニュアル

ソーシャルブックマークに登録 Yahoo!ブックマークに登録 はてなに追加 del.icio.usに追加 livedoorClipに追加 niftyクリップに追加 Googleに追加 Technoratiに追加 Buzzurlに追加