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座喜味一幸氏が出馬表明~宮古島市長選挙

 






2020/11/24 09時05分配信 - 政治・行政 -

 2021年1月10日告示、17日投開票で執行される次期宮古島市長選挙で前県議の座喜味一幸氏(70)が22日、正式に出馬を表明した。一部保守系とオール沖縄・革新系の市政刷新派の支持を受けた座喜味氏は「立場は違うがそれぞれの思いや信条、思想を大事に1チームとなって新しい宮古島市の政治、市政の幕開けの先頭に立ち、準備をするのは私の使命。責任をしっかり果たしていく」と意欲を示した。また、市民の所得向上を軸に、ソフト面の充実や医療福祉、新型コロナ対策で県との連携を強化する姿勢を強調した。
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 座喜味氏は「長期に渡り硬直化し、閉塞した市政を刷新するという市民の強い思いが基地問題、政党、政策、イデオロギー、信条、立ち場の違いを超えた出馬要請に繋がった」と述べ、「新たな時代に向けた地方政治の在り方が今ここから始まろうとしている。その先頭に立てることは身の引き締まる思いと同時に絶対に勝ち抜いて、市民の思い、市民の信頼を取り戻さなくてはならない。全てはこの一点において1チームにまとまったと思っている。多くの市民、同志の力を結集して一枚岩になって市民の期待に応えたい」と出馬への決意を表明した。
 座喜味氏はこの選挙における最大の争点として「市民の所得向上」を挙げ、「今までの合併を通して、市区と郡部の格差がある。箱物先攻の行政に対して不安がある。多くの投資がなされたが実質的な市民の所得は41市町村32位。これまで観光・農水産業の振興や教育、福祉、医療の充実など、大きな投資はされてきたが、市民の所得が上がっていない。ハードもいいけれども市民の所得へ還元できる予算の見直しが必要。市民生活第一に取り組む」と述べた。
 さらに座喜味氏は新型コロナの対策について「小さな島のこの脆弱な医療体制の中で市民を守らなくてはならない。PCR検査を市単独予算でも対応して速やかな検査体制をすべき」と話し、「観光客を温かく迎えるためにはPCR検査の陰性の証明をしっかりやって頂く。義務付け、ルールをしっかりやりながら、宮古病院、宮古医師会、民間病院、県との連携を密にしていく」との考えを示した。
 出馬表明が行われたJAおきなわ宮古地区本部ホールには市政刷新を求める一部保守系とオール沖縄の関係者で構成する市政刷新会議の関係者、支持者らが参加。県議の國仲昌二氏は「市政刷新会議を設立するに至ったのは保守革新、無党派層、そういった思想、信条、イデオロギーを乗り越えて市政刷新を実現させようと協議を行ってきた。難しい選挙になると思うが、多くの市民の市政刷新の声を受けての座喜味氏擁立。そこはしっかりと市民へ訴えていく」と話した。
 元市議の新里聡氏は「6月の県議会選挙でも市民から今の市政を変えて欲しいという声が多かった。今回の選挙では箱物市政、将来への財政不安の解消を市民に訴えながら、開かれた市政の誕生を進めていきたい」と述べた。
 県政策参与の亀浜玲子氏は「玉城県政が目指す誰一人取り残すことのない社会づくり、それは離島の住民の生活を守る。そして市町村合併後、疲弊する旧郡部の皆さんの声を受け止めた宮古島づくりを今やらなければ間に合わない。それができるのは座喜味氏しかいない」との姿勢を示した。
 最後は参加者全員でガンバロウ三唱し、市政刷新に向けて団結を誓い合った。28日には事務所開きを予定している。
 座喜味一幸(ざきみ・かずゆき) 1949年12月25日生まれ。平良西仲宗根出身。宮古高校、琉球大学卒。沖縄総合事務局農林水産部、農林水産省勤務を経て、2005年に宮古土地改良区事務局長就任。08年県議会初当選、3期務めた。

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正式に出馬表明する座喜味一幸氏=22日、JAおきなわ宮古地区本部ホール

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座喜味氏(前列中央)の当選に向けてガンバロウ三唱する関係者と支持者

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