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イタリア船が寄港第1号、クルーズ船専用岸壁

 






2020/11/18 09時05分配信 - 産業・経済 -

 ヨーロッパ最大のクルーズ会社コスタクルーズが所有する客船コスタセレーナ(イタリア船籍、約11万4500㌧、乗客数3780人、全長290㍍、全幅35・5㍍)が、2021年3月24日から8回にわたって宮古発着クルーズを設定していることが17日、明らかになった。同社日本・韓国支社長の浜岡聡一氏らが同日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね、報告した。すでに完成している国際クルーズ拠点整備事業で築造した平良港北防波堤外側の専用岸壁への寄港及び旅客受入施設使用は、同船が第1号となる見通しで、ようやく供用開始となる。
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 同社によると、コスタセレーナは今年12月から台湾発着のクルーズを計画。21年シーズン日本発着で春と秋に運航予定の沖縄・台湾ショートクルーズに、新たに宮古島発着を追加設定する。具体的には3月から那覇港発着外航クルーズで、平良港を寄港地として経由する航路で「宮古島発着」で那覇と台湾(基隆)を結ぶ計画で、乗客は日本人限定となる。
 同社は旅客受入施設を活用した外航クルーズについて、国外港湾までの距離が近いことから、3泊4日などの短い期間でのクルーズを気軽に楽しむことができるとして、宮古島市民の利用を呼びかけている。
 また、島外客については、宮古空港や下地島空港からアクセスが便利なことから、発着クルーズ前後に宮古島に滞在し、地元の文化が楽しめるとして空港と港湾を結ぶ「フライ&クルーズ」を推進するという。
 21年の宮古島発着外航クルーズは▽3月24日(4泊5日)▽28日(5泊6日)▽4月4日(3泊4日)▽7日(同)▽10日(同)▽13日(4泊5日)▽17日(3泊4日)▽20日(同)―の予定で、料金は日程に応じて4万3千円以上から5万4千円以上となる見通しだが、具体的には年明けにも決定するという。基本料金には船内での飲み物、食事代も含まれ、さらに一部屋使用の条件であれば18歳未満2人まで無料となり、家族で安い価格で利用できる。
 17日の表敬には、浜岡氏のほか、沖縄総合事務局開発建設部港湾空港指導官の石原正豊氏、平良港湾事務所の與那覇健次所長らが同席。浜岡氏は「(平良港の)施設も立派で、第1号として使わせていただきたい。地元の観光、食文化も素晴らしい。空港、港もインフラも整っており、我々としてもフライ&クルーズの拠点としたい」と語った。
 與那覇所長は「新型コロナでクルーズが心配されている。11月から国内に限って短い期間のクルーズも行われ、安全を確認しながら進めている。宮古島のクルーズミーティングでも計画を話しており、安全対策や受け入れ態勢をとって臨みたい」と述べた。
 下地市長は、クルーズ船専用バース及び旅客受入施設活用に期待するとともに、「地元としても、しっかり受け入れる。最大限支援したい。予定通り来てほしい」と宮古島発着クルーズ実施を歓迎した。
 浜岡氏は報道陣の取材に対し、「新しい港湾施設、一番で使わせていただくことが楽しみ。立派な施設で利用客にとっても快適に使えると思う。安全対策を万全にして宮古島に寄港させていただく。地元の皆さんに体験していただき、クルーズを身近なものに感じていただければ」と語った。

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来春にも供用開始見込みとなったクルーズ専用岸壁=平良港北防波堤付近

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下地市長(手前)にコスタセレーナの運航を説明する浜岡氏(正面左)=平良庁舎応接室

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