市立西辺中学校(渡久山英徳校長)は6日、「料理を通して宮古を伝える」をテーマに「たまうつ講話」を行った。伊良部のホテル「紺碧ザ・ヴィラオールスイート」料理長の渡真利泰洋さん、支配人の高里照大さんを講師に招き、全生徒が進路について学んだ。
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渡真利さんは料理の道に進んだきっかけやフランス留学での経験、地元の食材を使った創作料理を紹介した上で、「料理は感動を生む仕事。沖縄や宮古島の歴史や文化を知ってほしいという思いで仕事をしている」と話し、「夢に向かうための努力は大事。失敗しても続けることで、いつか何かに繋がる。失敗を怖がらないで、チャレンジし続けてほしい」と訴えた。
高里さんは「勉強を頑張ることで選択肢が増える。夢に向かう時間は限られている。そしていい大人に出会うこと。色んなことを教えてくれて自分の成長に繋がる。どれだけ熱量を持って取り組めるかが夢をつかむ一歩」と話した。
講話を聞いた砂川愛結さん(2年)は「誰に何を言われようが努力し続け、辛いことを乗り越えて何かに繋がれるようにしたい。いま勉強することはチャンスなのだと思った」と話した。