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総合庁舎、建物本体完成

 






2020/10/29 09時05分配信 - 政治・行政 -

 宮古島市(下地敏彦市長)が平良西里の元国有地で2009年4月に建設工事に着手した市総合庁舎整備事業の工事進ちょく率が、9月末現在で96%に達し、このほど建物本体が完成した。建物周辺の足場なども撤去され、外観を見ることができる。今後は周辺の外溝や造園工事、駐車場整備・舗装などが進められる。11月下旬には内部の設備や什器類の搬入が始まる。年末年始に引っ越しし、2021年1月4日の開庁を予定している。現在の分庁方式から総合庁舎に変更することに伴い、城辺、下地、上野、伊良部の4支所機能は21年4月から出張所に移行する。
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 建設場所は市消防本部北側で、市道中央縦線と県道190号線(平良新里線)に隣接している。県道側の道路は庁舎進入用に改良された。新たな行政サービスの拠点となる総合庁舎は、敷地面積が3万5664平方㍍、建築面積9400平方㍍。鉄筋コンクリート造り3階建て、保健センターを1階に併設する議会部分は4階建てに相当する。延べ床面積は2万502平方㍍。駐車場は来庁者用、公用車用が各200台分。このほか市民広場・緑地も設置する。また、庁舎西側に建設した車庫棟は、2階部分に上下水道部が入る。
 庁舎棟は1階に福祉や生活環境各部門、総合窓口、市民交流機能、2階に市長室など特別職や総務部、企画政策部、防災拠点、3階に建設及び農林水産など事業部門、市教育委員会の執務室とする。保健センター棟は1階をセンター、2階を大ホール及び会議室、3階が本会議場を含む市議会となる予定。
 建築計画では、来庁者利用、職員業務の範囲を明確に定義し、分かりやすい動線、機能的で応用の効く空間を構成する。1階は複数の出入り口を設け、駐車場からの動線や保健センターとの連絡に配慮し、入り口部分の空間や市民が利用しやすい場所に情報・展示コーナーを配置するとしている。
 さらに現行の路線バスのルートも変更され、開庁する来年1月4日から3会社のバス路線8系統が庁舎に乗り入れる。平良北部方面、城辺・下地・上野方面、伊良部方面と下地島空港を結ぶ路線が総合庁舎に乗り入れることで、市民の利便性向上が期待されている。
 建設工事費は1工区及び2工区合計で108億4909万9600円。このほか業務用机や会議テーブル、椅子、待合用椅子などの備品購入が3億8841万円。今後の工事発注も含めて総事業費は118億円を見込んでいる。
 総合庁舎は現行の分庁方式を見直し、行政運営の効率と利便性を高め、窓口機能等を統合することで行政サービスの向上にもつながると期待されている。また、バリアフリー化や耐震性の確保、災害時の防災拠点、多様なニーズが求められる時代の変化に柔軟に対応できる機能を併せ持つほか、環境負荷低減のため省エネルギー化の取り組みを推進するとしている。

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建物本体が完成し外溝や造園、駐車場整備工事などが行われている市総合庁舎建設現場=平良西里

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