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宮古島環境クラブ、サガリバナの生態学ぶ

 






2020/10/20 09時01分配信 - 社会・一般 -

 宮古島環境クラブ(下地邦輝会長)主催の第10回水と緑の集い「サガリバナ観察と取り木の切り取り・再仕込み」が18日、平良添道地区サガリバナ群生地で開かれ、サガリバナの特色を学んだ。参加者は自宅などに植え付けする苗や種子、仕込んだ枝を持ち帰った。
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 下地会長は添道のサガリバナについて「河口からだいぶ離れた場所に自生しており珍しい。大昔津波で運ばれた種子が定着したのか、人が植えたのか分からないが、いずれにせよロマンがある」と話した。遊歩道沿いの200㍍以上続くサガリバナ並木は20年前に同クラブが植えたもので、これほど大規模にサガリバナを観察できる場所は県内でも珍しいという。
 サガリバナは台風などで枝が折れてもそこから根を伸ばし生き続ける性質があり、今回はそれを利用し、枝の途中に傷をつける作業と、根を生やした枝を切り取り、それを植え付ける「高取り木」と呼ばれる手法が試された。参加者は鎌を使って行う仕込み作業と、以前に仕込んだ枝をのこぎりで切り取る作業に汗を流した。このほか用意されたサガリバナの苗や種子の植え付け方も学んだ。
 参加者の女性は「以前、サガリバナの開花を見てから興味があった。もらった枝や種子は庭に植えて楽しみたい」と話した。
 下地会長は「毎年、サガリバナ開花のピークは6月下旬から7月上旬だったが、近年、温暖化のせいか開花の時期がバラバラで12月にも咲くこともあり、植物が戸惑っているように見える。たくさんの人に興味をもってもらい環境保全につなげたい」と述べた。

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参加した市民にサガリバナの生態などを説明する下地会長(左から2人目)=18日、平良添道の群生地

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