平良港国際クルーズ拠点整備で、沖縄総合事務局平良港湾事務所が所管する専用岸壁(バース)の暫定供用部分が2019年度末で完了したのに続き、宮古島市が事業主体となって建設した旅客受入施設の駐車場など関連工事がこのほど終了した。岸壁には宮古上布の代表的な図柄となっている「七宝紋柄」がカラータイルでデザイン。受入施設及び観光案内所完成で外国客を受け入れる準備が整ったが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で政府が実施する入国制限や各国の海外渡航禁止の措置により、平良港への外国クルーズ船入港は1月からキャンセルが継続され、再開のめどが立っておらず、現状では供用開始の時期も未定となっている。
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