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畑かん整備率63・6%、18年度末実績見込み

 






2020/10/07 09時05分配信 - 政治・行政 -

 散水機のスプリンクラーなどを設置して水利用農業を推進する宮古地区の畑地かんがい(畑かん)整備率は、2018年度末実績見込みで63・6%と県平均の48・8%を14・5ポイント上回っている。県宮古農林水産振興センターがまとめた農業基盤整備状況によると、水源整備率は79・0%と県平均62・4%を16・6ポイント上回る一方、ほ場整備は60・8%と県を1・5ポイント下回っている。
続き
 畑かん施設は、ほ場の内部にスプリンクラーを敷設するⅠ型、周辺に給水栓を整備するⅡ型、一定のエリアを対象とした給水所を設けるⅢ型がそれぞれ整備されている。16年度末で整備を要する全体面積は1万1776㌶で、うち7485・6㌶が完了した。市村別は要整備、整備済み(整備率)の順に宮古島が1万793㌶、7382・7㌶(68・4%)、多良間が983㌶、102・9㌶(10・5%)。県全体は要整備3万8600㌶のうち整備済みは1万8830㌶。
 既存の農地を区画整理する、ほ場整備は要整備1万663・2㌶に対し整備済み6488・5㌶。宮古島は順に1万17・6㌶、5938・3㌶(59・3%)、多良間は645・7㌶、549・9㌶(85・2%)。県は3万3800㌶、2万419・8㌶となった。
 水源整備は、宮古島及び来間島を対象とした第1期国営かんがい排水事業で砂川、福里の地下ダムが整備され、面積1万1776㌶のうち9306・2㌶が整備された。宮古島は1万793㌶のうち8964・2㌶(83・1%)、多良間は983㌶のうち342㌶(34・8%)を整備した。県は3万8600㌶のうち2万4103・6㌶が整備済みとなった。
 水源整備は宮古伊良部地区国営土地改良事業が進められ、宮古島で仲原、保良両地下ダムの築造や宮古吐水槽、宮古島と伊良部島での導水管の敷設、さらには伊良部大橋への送水管添架、伊良部島でのファームポンドなどが進められている。19年4月には同事業に伴うⅢ型給水所の一部供用もはじまった。
 沖縄総合事務局宮古伊良部農業水利事業所によると、20年度事業費は41億5千万円。19年度末進ちょく率は総事業費523億円のうち約307億円の59%に達している。20年度は仲原地下ダムと同ダム高水対策工事(長南、底原両地区)、伊良部島の牧山幹線水路工事を進める。

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畑地かんがい事業で整備されたスプリンクラーの稼働状況=平良西仲宗根(資料写真)

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