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「サシバ舞う空」教科書採用~久貝勝盛氏解説

 






2020/09/24 09時02分配信 - 社会・一般 -

 宮古島市鳥の野鳥サシバ(タカ科)を題材にした絵本「サシバ舞う空」(著者・石垣幸代、秋野和子、絵・秋野亥左牟)が2021年度の中学校3年現代国語の教科書(三省堂)に採用されることになった。解説に携わった宮古野鳥の会の久貝勝盛顧問が23日、下地の入江橋で会見した。仲地邦弘会長、砂川友弘顧問が同席した。
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 舞台は宮古島がモデルで、サシバと主人公の少年タルタの物語となっている。作中で主人公がサシバを捕まえる場面や生態などが生き生きと表現され、「タカジューシー」や当時歌った「タカドーイデンゴ」などサシバにまつわる当時の宮古島独自の文化、民俗学的な歴史が描かれている。解説した久貝顧問が、自身の幼少期の体験などをもとに情報を提供したという。
 久貝顧問は「宮古島の象徴でもあるサシバが全国の教科書に採択され素晴らしく思う。この喜びを島のみんなと分かち合いたい。若い人たちに環境保護に関心を持ってもらいたい」と述べた。
 著者の石垣幸代さん(1996年没)は久松生まれ。晩年は石垣島で絵本の創作活動を行い、90年代に「ぜひサシバを題材にした作品を作りたい」と久貝顧問に連絡があったという。制作半ばで石垣さんが亡くなり、絵を担当する秋野亥左牟(いさむ)さん(11年没)と和子さん夫妻が引き継いで01年10月10日に発行された。02年に小学館児童出版文化賞を受賞している。
 今回の採用について和子さんは「宮古島のサシバが全国版の教科書に取り上げられたことを嬉しく思う。多くの人に支えられ完成したことを感謝したい。人間もサシバも安心して暮らせる地球環境であり続けることを願う」とコメントを寄せた。

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左から砂川顧問、久貝顧問、仲地会長=下地の入江橋

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