市立西城中学校(比嘉豊樹校長)は14日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となった運動会の代替行事として「体育学習発表会」を開催した。
毎年、同中学校の運動会は、生徒たちによる獅子舞やエイサー、花笠踊り、三線の弾き語り、保護者らで行う特技など、地域住民も交えた特色ある演目が行われるが、今年は体育授業の成果を発表する形で保護者のみの観覧で規模を縮小し午前中で終了した。
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「LetsEnjoy西城最後46名の集大成」のスローガンの下、生徒たちは、西城中最後となる校歌遊戯や練習したリズムダンスを披露し、全学年合同3チームに分かれた縦割りリレーに汗を流した。リレーで優勝したチームの砂川飛勇馬君(3年は)「暑い中みんなよく頑張ったと思う。楽しい思い出に残る発表会だった」と語った。
比嘉校長は「新型コロナウイルスの影響でいつも通りの運動会ができないのは残念だったが、みんなの笑顔を見てやって良かったと思う。できないことを悔やんでもしょうがない。今何ができるか一生懸命考え、できることを頑張ろう」と生徒達を激励した。
同校は、城辺、砂川と、来年4月開校の城東中学校に統合されるため、「西城」として最後の体育行事となった。