市立池間幼稚園・小中学校(与那覇淳校長)の運動会が12日、同校グラウンドで行われた。例年は保護者や老人クラブの催しなど、地域ぐるみで盛大に行われる池間島の一大イベントだが、今年は新型コロナウイルス感染拡大予防のため規模を縮小し、児童生徒の催しのみ行われ、午前中で終了した。
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午前9時半から始まった開会式で与那覇校長は「『ときはなて熱き思い、一致団結ユニムイの輪』のスローガンのもと最後まで協力し、助け合い笑顔を絶やさず頑張ろう」と子どもたちを激励した。
児童生徒代表の水田勝久君(中学3年)は「新型コロナウイルスや台風の影響であまり練習できなかったが、その分時間を大事にして一人ひとりが自分の役割を果たし取り組めたと思う。今日は全力を出して頑張ろう」と呼びかけた。
暑い日差しの中で行われたプログラムでは、縦割り班として、幼小中の子どもたち、学校職員らも加わった混合3チームに分かれたリレーや障害物リレーを行い、体の大きい中学生が小さい子たちと手をとり合いながら競う微笑ましい光景が見られた。
また幼小中それぞれがダンスを披露。練習不足を感じさせない息の合った動きに、応援に訪れた保護者から歓声が上がっていた。