鏡原中学校(天久康校長)の生徒と鏡原小学校(前泊一郎校長)の児童らが共同で製作したベンチの贈呈式が8日、鏡原幼稚園で行われ、園児たちに手作りのベンチ3台が贈られた。
続き
この取り組みは、園長も務める小学校の前泊校長が、新型コロナウイルスの影響で小中学校の各行事が中止になるなか、地域や学校のために何かできることはないかと、天久校長と生徒たちに協力を呼びかけて行われた。
製作は、放課後の時間を使って、中学生が木材の加工と組み立てを行い、小学生がペンキを塗って完成させたという。
鏡原中2年の濱川佳太郎君は園児らに「僕たちが頑張って作ったベンチ、運動したら座って休んだり、友達とお喋りするときに使って」と呼びかけると、園児たちは贈呈されたベンチに興味津々な様子で「かっこいい」「僕も大きくなったら作りたい」と笑顔を見せていた。