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最盛期の”技術”見て、市総合博物館で上布展

 






2020/07/18 09時04分配信 - 文化・芸能 -

 布収集家の故梅津茂雄さんが所有していた宮古上布を妻の陽子さん(埼玉県在住)が、宮古島市総合博物館に寄贈。同博物館では宮古上布の展示会を17日から開始した。苧麻糸が20ヨミ以上と極めて細い最上級の反物や昭和の名工下地恵康さんが製作したと見られる作品など、島へ帰ってきた最盛期だった頃の上布16点を紹介している。
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 埼玉県で開業医を営んでいた茂雄さんは世界各国の布を収集しており、晩年は特に上布に強い関心を持ち、宮古をはじめ越後や能登などの上布を集めていたという。茂雄さんは2008年に亡くなったが、陽子さんが知人を介して今年4月11日に同博物館に寄贈。宮古織物事業協同組合と宮古上布保持団体が鑑定した結果、明治末から昭和にかけての上布であることが分かった。
 会場の特別企画展示室には20ヨミ以上で明治末から大正時代に製作されたと見られる苧麻紺地経縞着尺の反物をはじめ、着物に仕立てられた紺色の上布、従来の上布とは一線を画した模様や色使いの下地恵康さんの作品と見られる着物が展示されている。
 同博物館学芸係の與那覇史香さんは「古い時代に作られた宮古上布は外に出てしまい、なかなか見る機会が少なく島に帰ってきてくれたことがうれしい。宮古上布が盛んだった頃の技術の高さを市民の皆さんにも見てもらいたい」と来場を呼びかけた。
 同展示会は26日(毎週月曜日、23・24日は休館)まで。新型コロナウイルス予防のため入館時に検温(37・5度以上は入館お断り)、マスク着用、手指消毒を求めている。終了後は常設で数点を展示していく。

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