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ヤシガニ絶滅危惧種Ⅱ類に

 






2020/07/12 09時05分配信 - 科学・環境 -

 国際自然保護連合(IUCN)が9日付で世界の絶滅危惧種種をまとめたレッドリストの最新版を公表した。新たに鹿児島の屋久島以南の琉球列島や南太平洋、インド洋などに生息する甲殻類のヤシガニ(オカヤドカリ科)が絶滅危惧Ⅱ類(3段階ある絶滅危惧種で3番目)となった。
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 ヤシガニは陸生のヤドカリの仲間では最大とされる。宮古諸島でも海岸沿いなどを中心に広く生息し、方言名で「マクガン」と呼ばれて親しまれ、珍味とされているが、乱獲や海岸域の開発などの生息環境の悪化などに伴って絶滅の危機が増大する恐れがあるとして環境省、県のレッドデータブックで絶滅危惧種Ⅱ類に指定されている。
 多良間村は県内で初めて2010年、宮古島市は11年に「ヤシガニ保護条例」を制定。宮古島は14年から施行しており、毎年6月1日~8月31日の繁殖期間を、市内全域での捕獲を全面禁止している。保護区及び大きさに関わらずヤシガニを捕獲すると条例違反となり、罰金10万円が科せられる。多良間は7月1日~8月31日が捕獲禁止期間で、罰金は5万円。
 宮古島の指定保護区は、城辺の保良・福里・友利・七又、平良狩俣の間那津、池間島北海岸、来間島南東側の4地区で、年間を通して捕獲を全面禁止。保護区を除く場所は、年間を通して甲長8㌢未満の小型と、12㌢以上の大型の個体、さらには抱卵したメス、繁殖期間はいずれも捕獲禁止。多良間の禁止期間は毎年7月1日~8月31日で、対象は甲の大きさ8㌢以下、重さ600㌘以下、抱卵しているメス。

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