絵本を中心とした私設の文庫「はなのたね文庫(平良西里の市ホーム2階)」が5日、リニューアルオープンした。毎月第1日曜日(午前11時~午後6時)に開設し、約1600冊の絵本を揃える。同文庫主宰でJPIC読書アドバイザーの大宜見優子さんは「物語などの絵本だけでなく、自然科学や芸術などの絵本も増えた。子どもから大人まで楽しめる憩いの場としても活用して欲しい」と呼びかけた。
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はなのたね文庫は2014年に活動を開始、18年には伊藤忠記念財団子ども文庫助成事業の支援を受け、蔵書を400冊から1600冊に増補。新型コロナの影響で4月~6月までは活動を休止していたが、緊急事態宣言の解除を受け活動を再開した。今年で5周年を迎えることから、リニューアルした。今月の絵本として「七夕」、「星と宇宙」をテーマにした本を紹介している。
大宜見さんは「絵本は小さな子供からお年寄りの方まで読めるのが魅力。この場所には本との出会い、人と人との出会いがある。一人でも気軽に立ち寄れる場所なので地域のコミュニティスペースのように、色々な方に利用してほしい」と述べた。