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池間中学生が島の素材で商品開発

 






2020/07/04 09時04分配信 - 教育 -

 市立池間小中学校(与那覇淳校長)は3日、中学生徒を対象に昨年から行う「島に仕事をつくる~島の素材を使った商品開発の実践」の総合学習を実施した。各専門家の講師が招かれ、生徒らがグループに分かれ、学校周辺で化粧品の原料となるアダンの実やハイビスカスの花、月桃の葉、アロエベラを収集し、加工までを行った。
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 この授業は池間島で自然素材の製品を販売する「ヤラブの木」(三輪大介代表)が全面協力。同社は、池間島のテリハボクの種でボディオイルを作る事業を島内で行っており、島民と島の素材でさらなる雇用を生み出せないか、と様々な試みをしている。
 三輪社長は「宮古島は紫外線が強い影響か、植物の抗酸化力が高く、化粧品、健康素材利用で全国からも注目されている。様々な視点から子どもたちに島の強みを伝えたい」と思いを語った。
 講師で招かれた「オーガニック化粧品会社アルデバラン」(暮部達夫社長)は、全国でその土地を代表する植物を使った化粧品作りを展開しており、北海道ではトドマツの葉、福島では渋柿の葉を使った製品を創出している。宮古島の素材については「様々な素材があるが、アダンの実を利用した製品はどこにもないので可能性を感じる」と述べた。
 加工では、島で石けん作り工房を営む牧野茉希子さんを招き行われ、月桃の葉の成分を専用の器具で蒸留し抽出。理科の授業さながらの説明に生徒らは興味深げに聞いていた。アダンの実は思ったより実が固く、急きょ大型ハンマーで砕く場面もあったが、生徒らには好評で「大変だけどこれが仕事になってお金がもらえるなら喜んでやる」と感想を述べた。
 今回加工した原料は冷凍、エタノールに漬けるなどして保存し、次回は加工した原料を調合し、化粧品のレシピ作りを行う予定。

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歩道わきのアダンの実を採る女子生徒たち=池間島

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月桃の葉エキス入り蒸留水の作り方を学ぶ生徒たち=池間小中学校給食室

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