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大神島に自然水族園、専門家が現場視察、提案

 






2010/11/04 09時07分配信 - 社会・一般 -

 大神島北西部の海岸沿い道路を活用して自然水族園とするアイデアが浮上している。 施設等の建設や周辺開発をせず、 既存の地形を生かして海の生物と触れ合える場を考えている。 野生水族繁殖センター代表の廣崎芳次さん (83) ら専門家が3日、 現地を視察した。 こうした施設は国内外でも例がなく、 地元住民と話し合いながら、 地域活性化に寄与したいとしている。 また休校中の小中学校校舎を宿泊・研修所として利活用することも提案している。
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 自然水族園は、 水槽や建物を備えた通常の水族館と異なり、 沿岸を縫うように敷かれた大神島北西部の道路と地形を生かし、 道路と陸に挟まれたプール状の海を活用するもの。 ほぼ自然の状態で熱帯魚などを畜養し、 子供や観光客が水中メガネだけで気軽に生物を観察し、 触れ合う場としていく。 周辺でのツバキによる緑化や商品開発も考えている。 また神事との境界はしっかりと定めていく。
 廣崎さんは神奈川県の江ノ島水族館の開設に携わった元館長で、 同センターは北海道紋別市のアザラシ保護観察施設 「オホーツクとっかりセンター」 など各地の水族館を運営している。 今回は元日本観賞魚振興会長で水槽用品大手・水作社長の小川創市さん (78) と来島。 現地の道路や展望台などを視察した。
 視察後、 廣崎さんは 「すごく地形に恵まれている。 われわれの経験、 地元の人の知恵を集めれば規模は小さくても世界に発信できるものができる。 潮の干満などにどう対処していくか知恵を出し合っていく。 『生物の楽園』 に人が入れてもらう形にする。 それで地元に利益が出れば良い。 とても楽しみ」 と話していた。
 水族園は地元住民が主体となり、 入場料など収益も地元への還元を考えている。 集落の再生と活性化が目的であり、 現在休校中の小中学校舎と職員住宅を宿泊・研修所としての利用も提案。 住民からは先の市教育委員会との懇談会で地域の施設として再利用したいとの要望も出ている。

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海岸沿いの道路を視察する広崎さん (右から) と小川さん=大神島

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