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平和のバトン次世代へ~宮古総実高が平和講座

 






2020/06/19 09時02分配信 - 教育 -

 県立宮古総合実業高校の生徒が取り組んでいる平和講座が17日、同校と市立北中学校で行われ、沖縄戦が起こった歴史的経緯や戦争の様子などを画像や動画を用いながら解説し、平和の尊さを訴えた。
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 活動は同校の功刀(くぬぎ)弘之教頭(元県平和祈念資料館職員)が、年々戦争体験者の高齢化で継承することが難しくなっている現状を危惧し、生活福祉科の女子生徒がこの取り組みを通して戦争の悲惨さを学ぶことで、次の世代につなげようとの思いから始まった。
 講話で、メンバーの島尻このかさん(3年)は曽祖父の浜比嘉功さんの戦中、戦後の苦労体験を紹介した。また幼少期は沖縄で育ち、ハワイに移民後、日系アメリカ人として沖縄戦に送られた、ヒガ・タケジロウさん(故人)が沖縄とアメリカの狭間で葛藤した話などを発表した。
 北中では、「戦後作られた琉球ガラスは何が原料だったか。空き缶で作られたカンカラ三線の弦は何で代用されたか」など、クイズを出し、戦後間もない頃の状況を説明。学徒隊として自分たちと同じ年頃の子も戦争に参加した話になると、生徒らは静かに耳を傾けていた。
 さらに、世界で起こる紛争や暴動のニュースも交え「悲劇をくり返さないために私たちができることは、他者を認め、互いを理解し思いやることだ」とメッセージを送った。北中を代表して赤嶺詩君(2年)は「戦争の恐ろしさや平和について考える事が出来た」と感想を述べた。

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講話を行う生活福祉課10人の生徒ら=宮古総合実業体育館

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高校生の講話を熱心に聞く北中生ら=北中体育館

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