新型コロナウイルス感染拡大防止のため利用を制限していた宮古島市未来創造センターは2日、市立図書館での閲覧と各公民館ホールなどの利用を再開した。図書館には本や新聞を閲覧する市民の姿が見られた。
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これまで図書館では利用を本の貸出及び返却のみに制限、中央公民館のホールなどでは人数を制限しての利用を行っていたが、制限を段階的に解除。図書館では座席数を制限し、滞在時間を2時間に限定、おはなし会と移動図書館の巡回を再開した。中央公民館では多目的ホールやスタジオなど各ホールに合わせて利用人数を制限し、喚起のためドアの開放を義務付け、人数制限に伴い使用料を減免する。
市未来創造センターの上地誠賢館長は「コロナの対策を今まで以上に続けながらの再開。利用者にはまだ制限があるので、コロナが1日でも早く終息していくことを願っている」
本の返却に訪れた市内在住の30代女性は「2時間の制限はあるが利用の再開は嬉しい。元通りとはいかなくても少しずつ再開しているところが増えるのは安心できる」と話した。