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比嘉集落で伝統行事の「旧二十日正月祭」

 






2020/02/14 09時03分配信 - 文化・芸能 -

 城辺の比嘉集落で旧暦1月20日に当たる13日午後、恒例の旧二十日正月祭(パツカショウガツ)の行事が行われ、住民こぞって勇壮な獅子舞とクイチャーで厄を祓い、無病息災と豊作を祈願した。
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 同行事は比嘉自治会(宮城尚会長)主催で行われたもので、今年で107回目を迎える伝統行事。比嘉の獅子舞は市町村合併前の2005年9月27日、旧城辺町指定の無形民俗文化財となり、合併後市指定文化財となった。
 旧二十日正月祭は1913年(大正2年)に始まったといわれ、明治時代に士族と平民が字有地の財産を巡って争った事件がきっかけで訴訟事件に発展し、採決に長い時間がかかったことから、1912年(明治45年)双方の歩み寄りで和解が成立。翌13年(大正2年)に和解を記念して旧暦の1月20日、旧二十日正月の日に盛大に記念行事が行われ、これが契機となって毎年この日に旧二十日正月祭が行われるようになった。戦争による中断はあったものの、1955年(昭和30年)に復活した。
 以後連綿と続く伝統行事で、自治会員及び有志が比嘉地域総合施設に集まり行われた。
 保育園児からお年寄りまで大勢の住民が参加した同祭、比嘉地域総合施設前で行われた開会セレモニーで挨拶した宮城自治会長は「令和初めての旧二十日正月祭、地域の無病息災と豊年を祈願する行事だ。107回目を迎え、長年続く伝統行事を絶やすことなく続けて行きましょう」と述べた。このあと獅子舞2匹を先頭に、頭にマーニの冠をかぶった幼児からお年寄りまで大勢の住民が総合施設前を3周し、さらに広場でクイチャーを舞って、施設の祓い清めを行った。
 さらに集落内に移動し、砂川雅一郎さんの牛積みトラック、南開建設(安谷屋京子代表)所有のユンボ、10㌧ダンプの厄払いを行った。総合施設に戻った住民は祝賀会に参加し、向こう1年の無病息災を祈念して酒を酌み交わした。

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獅子舞やクイチャーで、無病息災と自治会発展を祈願した旧二十日正月祭=城辺比嘉

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