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宮古島文学賞一席に増田哲也さん(44歳埼玉県出身)

 






2020/02/08 09時03分配信 - 文化・芸能 -

 第3回「宮古島文学賞」入賞作品の発表が7日行われ、埼玉県出身の増田哲也さん(44)の「宮古の花の咲かせかた」と題した作品が一席に選ばれた。
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 発表は市役所平良庁舎で行われ、作家で選考委員長の椎名誠さん、宮古島出身で日本児童文学者協会会員のもりおみずきさん、元琉球大学教育学部教授で詩人、作家の大城貞俊さんの3人の最終選考委員が会見し、選考の過程と理由について明らかにした。
 一席に輝いた増田さんの作品について椎名委員長は、狭い定義で島というものを見るのではなく、自らの島体験で感じた島のストレス解消をファンタジックに綴っており、作品としてよくできている、と高く評価。もりお委員も、一作品を選ぶのが甲乙つけがたく忍びないほどに他の作品も良かったと語り、大城委員も同様に、優れた作品を選べたし、着想が面白く、いずれの作品も島の応援歌にも似て、作者の目指すところが覗えたし、宮古島文学賞の意義と可能性を感じさせたと、それぞれの作品や作者の感性とあわせて文学賞の意義についても評価した。
 一席に輝いた増田さんは
本紙の電話インタビューに「入賞するとは思わなかった。小説を手掛けたのは3年ほど前からだが、これまで宮古島を意識して書いたことは無い。15年前からダイビングで宮古島を訪れており、その間、島に流れ着く漂着ゴミの話など、島のストレスに接する機会があった。応募は昨年訪れた際に見た作品募集のポスターをみて決めた。島をモチーフにして小説になったのは、宮古島での滞在の体験が記憶に残っていたことが多分に影響している。それが島とストレスを結び付けた」と入賞の印象と創作の背景を語っていた。
 ほか入賞は、二席に「あの夏のひと」と題した岡本直美さん(35、福岡県出身・佐賀県在住)、佳作に「吾が守研究会案内状」と題した玉元清さん(73、宮古島市出身、沖縄県在住)、同じく「ショートカット」と題した佐鳥理さん(41、東京都出身在住)の作品がそれぞれ選ばれた。
 今回の文学賞には全国から61点の応募があった。
 入賞者の授賞式及び祝賀会は、3月7日に市内ホテルで行われる。

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入賞作品などについて語った椎名誠委員長(中)、もりおみずき委員(左)、大城貞俊委員(右)=市役所平良庁舎

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一席 増田哲也氏

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二席 岡本直美氏

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佳作 玉元清氏

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佳作 佐鳥理氏

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