平良久貝で地ビールの製造と販売を行う宮古島マイクロブルワリー(高橋正規代表)は、あす21日に新商品の宮古島地ビール「バーレイワイン」を発売する。ワインと名がつくが、れっきとしたビールだ。
続き
バーレイワインは英語で「麦のワイン」の意味。英国発祥で300年以上の歴史があるとされており、かつて英国ではワインの代わりとして飲まれていた。その名の通りワインのように長期熟成させて造られる。ビールでありながらアルコール度数が高く、角のとれたまろやかな味と果実のような芳醇な香りと甘みが特徴。欧米では人気の一品。
日本でバーレイワインを製造する事業者は数少なく、沖縄では初めて。同商品は18か月熟成させたもので、アルコール度数は13%とワイン並。また賞味期限を設けていないという。妻の高橋美起さんは「時間が経つほど味が変化する面白いビールです。苦いビールが苦手な方や、いつもと違うビールを飲みたい方にお薦めです。軽く冷やしてワイングラスでゆっくり味わっていただきたいです」と話した。
現時点での取り扱い店舗は同店のほか、宮古空港売店、島の駅みやこ、酒得。また市内のバーにも置かれる予定。